日本初のコミュニティ型こどもホスピス!に行ってきました。

日本初のコミュニティ型こどもホスピス!に行ってきました。

看護学生記者:看護学専攻 4年(2017年卒) 若森 映枝

(記事投稿協力:看護学生団体ION

先日、日本初のコミュニティ型こどもホスピスである、TSURUMIこどもホスピスを見学させていただきました。

見学して変わった「ホスピス」という言葉のイメージ

「ホスピス」という言葉に、「ターミナル」や「がん末期」という印象を抱いていた私は、訪問前、少し緊張していました。

しかし、実際に訪れてみると、建物は木のぬくもりが感じられ、柔らかな日差しが降り注ぎ、あたたかで優しさあふれる人々が出迎えてくれ、穏やかで居心地のいい時間が流れていました。

その素敵な空間と人と時間の中で、子どもたちやご家族がそれぞれの希望を叶え、心安らかな時間を過ごされている場面を想像すると、これまで抱いていた「ホスピス」という言葉の印象は悲しみや寂しさといった暗いものから、ポジティブで温かなものへと変わりました。

▼家族でいっしょに入れる大きなお風呂!

本当に叶えたいのは日常生活の中の些細な願い

見学の中で、小児医療・福祉における様々な課題にも触れました。「レストランに行きたい」、「公園で遊びたい」、「家族で旅行に行きたい」、多くの人が休日や日常生活の中で叶えることができるようなことが、簡単には叶わず、ご家族にとって、とても大きな夢や願いとして存在していることが分かりました。

専門職としての関わりではなく、「友人」としての関わり

TSURUMIこどもホスピスでは、そういった希望を叶え、家族とのかけがえのない時間を過ごす場を提供すると共に、スタッフも初めから専門職として関わるのではなく、友人として、また人として関わることで様々な状況にある子どもたちやご家族の個別のニーズに合わせて支援しているということを学ぶことができました。

また、TSURUMIこどもホスピスのケアや支援は、子どもたちにとって、最高の学びと刺激の場だと感じました。TSURUMIこどもホスピスのボランティアは約130名もおり、多種多様な特技や専門性を持つ人々で構成されています。

日常では関わることができないような分野の方々とも、様々なアクティビティやイベントへの参加、こどもホスピスの利用を通じて交流を持つことで、子どもたちにとって楽しく学ぶ場であるとともに、地域にも開かれた場として存在しているのだと感じました。

4月より小児医療に関わります!

4月から、小児医療に携わる医療スタッフの一員として、TSURUMIこどもホスピスの取り組みや、スタッフの皆さんの支援の実際について学ぶことができたことで、私自身も患者さんやご家族に寄り添い、様々な社会課題の解決の一端を担うことができる医療人材になりたいと思いました。また、このような取り組みが、今後も全国に広がり、様々な課題や困難を抱える子どもたちやそのご家族を温かく受け入れてくれる社会が構築されていくことを願ってやみません。

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看護学生 就活☆ラボ WEB編集チーム

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