福島will!My will!~福島県へのボランティア活動を通じて~

福島will!My will!

福島県へのボランティア活動を通じて

●看護学生記者:奈良県立医科大学 3年生 青木 沙菜子

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『大学のボランティア団体ちょろっとご紹介』

「奈良will」をご存知の方!ありがとうございます。こちら、私が在籍しております奈良県立医科大学のボランティア団体です。年に数回、ボランティア活動をしています。3.11追悼キャンドル、春・夏の福島学生ボランティア、などなど、詳しい活動は「奈良will」のFacebookをご覧くださいな。(ちょろっとすぎましたね)

今日は、春休みに参加した福島県への奈良will学生ボランティアの経験をお伝えしたいなと思います。

『5年の月日 変わらない景色』

5年前、皆さんは何をしていましたか?

私は、高校入学を控えた春休みを過ごしておりました。あれからいろんなことを経験し、今は大学3回生です。

密度の濃い、いわば目まぐるしい5年を過ごしてきましたが、その5年ずっと変わらずにいた景色が福島にはありました。

多少ずっこけても何のニュースにもならない私はどんどん変わっていくのに(生理的加齢変化…!?)、大々的に復興がうたわれた福島の現状は、大きな変化を遂げてはいなかったのです。

自分の目で見るまで気づけなかった現状

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がれき撤去のための人員不足、解除がなされない帰宅困難地域、堤防を作るためにコーンが永遠と立ち並ぶ海岸線。そして、2.3mにおよぶ津波に片側の枝々を奪われた木ぽつんと立っていました。

日々変化する社会の状況に、福島の復興はその影を薄めていっている、いえ、薄められていると感じました。5年が経った今、自分の目で見るまで気づけなかった現状に、ただただ混乱する私でした。

『福島にこらんしょ!』

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「…今はFUKUSHIMAと呼ばれるようになった悲しい場所…」

そんなことを福島出身の同級生が言っていました。

震災のイメージが強くなってしまったことに悲しむ地元の方は少なくないようです。そんな福島県、地元の人たちは朗らかでとってもあったかいのです☀︎

震災があった地ではありますが、それを笑い飛ばすくらいパワフルな方々に出逢いました。

 

特に仮設住宅にお住まいの方々、とってもお元気でした。本当に震災を経験してこられたのだろうか!?と目を丸くしてしまうくらいです。若いってええね〜!!とたくさん言っていただきましたが、学生よりもハツラツしておられました(笑)そしてそして、食べ物がとっても美味しかったです!

牛タン、玉こんにゃく、ずんだもち、民宿のご飯、地元の方手作りのきんとん…あったかい人たちと美味しいご飯に囲まれて、幸せなボランティア活動でした。次は観光においで!という地元の方々のお言葉に甘えて、いつか観光しに行こうと思っております(^O^)

 『医療者として ―  My will』

わたしたちが、医療者としてできることを一緒に考えませんか?

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「うちの子は、大丈夫なんでしょうか!!??」

震災時、たくさんの医療者の方々が直面したのは、放射線による人体への影響に不安を抱く人々への対応でした。

人体に影響はないという正しい情報を提供すれども、人々の不安は和らぐことはなかったようです。

お化け屋敷にほんとのお化けはいないけれど、お化け屋敷がもつ雰囲気で怯えてしまうように、人々の漠然とした不安をケアしていくことは非常に難しいことだったと伺いました。

そして、人々が頼る医療者は、普段は病院で働いている医師や看護師です。

私たちも将来、OO病院OO科の看護師になるでしょう。

しかし災害時、私たちに社会が求めてくる役割は、医療者という役割なのです。

今回のボランティアで、看護師免許をもつことが病院で働くことができるだけを意味するのではないということに私は気づきました。

災害時、医療者への社会のニーズは何か、医療者として何ができるか、とっても難しい問題です。

ぜひ一緒に考えましょう!

このような経験を経て、早くも夏になりました。福医療者になるという強い意志をもって、9月から実習頑張ってきます!

長い文章読んでいただき、ありがとうございました。

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看護学生 就活☆ラボ WEB編集チーム

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