茨木市の緩和ケアが有名なホテルのような病院を調査せよ!【Vol1.ナース座談会】 

大阪府茨木市で緩和ケアを行う「ほうせんか病院」。医療の質はもちろんのこと、病室、調度品、照明に至るまで徹底された品質の高さは、もはや病院とは思えない佇まいです。220床を抱えるこの病院で、入居者様が「自分らしく暮らす」お手伝いをしている看護師さん5名にお話をお伺いして来ました。
*記事校正協力:医療・介護求人インタビューサイト「いのちのしごと」

▼インタビューさせていただいたのは、病院とは思えないリビングスペース?!

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看護学生レポーター:神戸大学医学部保健学科看護学専攻4年生 遠藤友子

福岡県出身のらーめん大好き女子です。大阪、兵庫の美味しいらーめん屋巡りが趣味です。バイトに勉強にと、最後の学生ライフを存分に楽しんでいます!

 

▼下写真左より順番に、

Sさん:(障がい者施設等一般病棟師長)

Nさん:(障がい者施設等一般病棟 2015年度卒 現職場3ヶ月)

遠藤友子:看護学生レポーター

Kさん:(障がい者施設等一般病棟主任 看護師歴約18年 現職場4年目)

Mさん:(緩和ケア病棟師長)

MTさん:(障がい者施設等一般病棟師長)

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遠藤友子:本当に病院とは思えない、ホテルのような病院ですね!今日はこちら病棟フロアーとは思えないリビングスペースでインタビューをさせていただきます!どうぞよろしくお願いします。早速質問ですが、

Q:ほうせんか病院に勤めようと思ったきっかけは?

Mさん:40年弱、一つの病院に勤めており、2016年4月にほうせんか病院に入職しました。転職を考えたとき、定年までの間にゆっくり看護がしたいなと思い、ナースバンクの方と面談をしてみたんです。最初はクリニックや健診センターを希望していたんですが、ほうせんか病院の業務内容に惹かれて、もう一度病院で頑張ってみることにしました。終末期の方のケアをする仕事に興味があったんです。

Kさん:私は見学の際に、居心地がよく大病院ほど大きくなく、220床くらいの規模もちょうどよかったので選びました。老年期の看護に興味を持ったのと、雰囲気がゆっくりしているところが気に入っています。

Nさん:私は地元がここで、慢性期病院を探していました。いくつかの病院を見学に行って、外観の素晴らしさと、看護部長さんの人柄が決め手でした。見たことがないくらいほんわりとされていて、そういう方の下で働いている人はみんなそういう穏やかな人たちなのかなと思って。

Sさん:私は、知り合いの紹介がきっかけでした。建って1年くらいの新しい病院と聞いていたので、新しくみんなで作り上げていけるのかなというところが魅力的で。また、慢性期の病院は初めてで、看取りまでの看護に挑戦してみたいという気持ちもありました。

MTさん:私は公立の病院で働いていましたが、歳を重ねていくうちにライフスタイルも変わり、同じ働き方を続けていくのが厳しくなって、転職を決意。何件かの病院での勤務を経験して、自分の年齢的にもうあと何年働けるかわらないなと考えていたとき、派遣会社の方に勧めてもらったのがここだったんです。看護部長さんの考えと自分の考えが一緒であれば頑張れるなと感じ、決めました。

▼場所のおかげか、緊張気味の学生レポーターも和やかな雰囲気でインタビュースタート!2

Q.入職する前とした後で変わったことは?

Mさん:入職して8ヶ月 になりますが、前のところでは副師長をしていました。副師長って中間管理職的なところがあるので、スタッフとしての業務もして管理職もして、すごく時間に追われていて、残業や休日出勤もしていました。ここに来てからは管理業務が中心になり、時間的な余裕ができるように。前は時間に追われていましたが、今は仕事とプライベートの切り分けができて、気持ちにゆとりが生まれました。規模が前のところにくらべたら半分くらいなので、みんなの意見を聞きながら進めることができています。

Nさん:私は2015年卒業して前の職場は数か月ほどで辞めてしまいました。前の職場は定時に上がれるところだったんですが、心も体も疲れすぎて、家族が心配してくれても、細かくは聞かないでほしいみたいな、、、、勝手にひとりでピリピリしていました。休みも多かったんですけど、休みは家でずっと寝ちゃうような生活でした。でもここに入ってからは、休みの日は外に出掛けようってなったり、どれだけ忙しくて帰っても自分がいきいきしてて、分からなかったところを勉強したいって思える毎日なんです。まだ1〜2ヶ月だけど、すごく変化があったなと思います。

Sさん:前の病院では主任で、管理職は全然やっていなかったんです。だから緊張しながら入ってきて、日々仕事をしています。もくもくと仕事をするタイプなので、師長になってからはいろんな意味でスタッフのこととか、全体を細かく見ないと良い病棟にならないし、本当に難しさを感じています。他の師長さんに相談しながらやってこれていますね。

MTさん:Nさんと一緒に4ヶ月前に入職してきて、最初から受け入れてもらえていて話しやすかったり、スタッフとも話しやすかったりして、ありがたいと思っています。これからは若い人たちの教育もしていきたいと思います。

Q.新人の頃の失敗談などはありますか?

Mさん:昔はすごく怖い先輩が多くてなかなか意見が言えなかったんです。まず先輩に申し送りするのが怖くて。構えてしまって、聞きたいとこも聞けないし言いたいことも言えないし。そうしたら向こうはまた「わかってないの?」ってなるので、よくないですよね。毎日リネン庫で泣いてました。先輩の前ではうまく言えない自分が悔しくて、でも先輩の前では泣きたくなかったから、隠れて泣いていました。

遠藤友子:師長さんにもそのような時期があったのですね!

Sさん:私も新人時代は良く失敗していました。みんな少なからず同じような経験をしているんじゃないでしょうか?

今の職場はインシデントレポートとかあるので、それをみんなにどんどん書いてもらって、そこからより一層できるようになったらいいし、失敗して落ち込むだけではなくて、今後どうしよう?って繋げていけたらいいと思います。

▼看護師長さんたちも、新人時代の失敗談を思い出し思わず笑顔に。

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Q.新人ナースが自分の部署にきたら、先輩として1番にチェックするポイントはどこですか?

Sさん:挨拶から始まって、日々の顔色ですかね、元気ないなとか分かるので。先輩にいろんなことを言われて萎縮しちゃうのがいちばんいけないと思います。萎縮しないように接してあげないといけないし、働きやすいようにみんなで声をかけあってやっていかないとな!と思いますね。

Mさん:やっぱり挨拶ですかね。入ってきたときにおはよう、おつかれさまとか。今は挨拶しない人も結構いますからね。一緒に働く仲間なので気持ちよく働きたいですからね。

 

Q.いまの職場の特徴、魅力はどんなところですか?

Mさん緩和病棟で、患者さんの最期がみれるというのは看護の醍醐味なのかなと思います。ここに入ってよかったって言うお言葉をたくさん聞いて、それがすごく励みになりますね。最期に関わらせてもらっているのはありがたいなって思います。

Kさん:見ての通りきれいで、臭いもしないですよね。老年期の患者さんの生活の場と考えるとすごくいい環境です。あと、延命治療をしない、自然に死を迎えられるいい病院だと思います。

Nさん:ここは他の病院に比べたらみんなしっかりと挨拶してくれると思います。人が優しいですね。師長さんとかの上の人もやさしいです。もちろん厳しいときもありますが、そういう大切なときにはしっかり言ってくれるので、ただ厳しいだけじゃない、優しいだけじゃない部分が魅力だと思います。

Sさん:看護師だけでなく、歯科やリハビリの方など、いろんな職種が協力しあえています。慢性期で寝たきりの患者さんが肺炎にならないよう歯科の方がケアしてくれたり、リハビリには病室まで来て床上リハビリをしてくれて、在院日数が長い方に対する気遣いが細やかだなと感じました。

MTさん:ここに慣れると、普通の病院が殺風景にみえて味気なく見えますね。ここに入られる方はゆったり過ごすことができていると思います。私たちも気持ちよく働かせてもらっています。

▼職場の魅力を語る一コマ。優しいだけじゃなく、厳しいだけじゃない部分が魅力。

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Q.休日の過ごし方や、切り替えはどのようにされていますか?

Nさん:週に1回は両親の仕事が休みなんですが、その日に合わせて家族で出掛けるのが楽しみなんです。友達と遊ぶのもいいですけどね。あと、AAAが好きでいろんなイベントに行っています。

Mさん:私は夜勤をしていないし、救急もしていないので当直もありませんし、基本土日がお休みです。お休みは家のことをしたりするのに1日使って、もう1日は自分のために使って、前の病院や学生時代のお友だちとランチに行ったり、出掛けたりして過ごしていますね。

Kさん:私は休みの日はほとんど家にいなくて、旅行に行くのが好きなんです。月の3回はお休みをもらって旅行しています。ちょっと前にヨガを始めて、仕事の帰りにリフレッシュしています。

Sさん:旅行とかミュージカルとか好きで、近所に大きいホールがあって、関西フィルハーモニー管弦楽団のかっこいい指揮者がいるんですけど、その人が出るときだけ行ったりしますね。

MTさん:私は週1回テニスをしていますね。みんな年配の人たちばっかりなので、ちょっと休むと、「どうしてたん?体は大丈夫?」とかいって安否確認していますね。

Q.将来こんなナースになりたいとか、今後のキャリアについてどのように考えていますか?

Nさん:どういう状態であっても適切にアセスメントできるように、知識、技術を磨いていきたいです。一般病棟でも高齢の患者さんが多いので、人生の最後を過ごす患者さんやその家族さんに、「この人がいてくれてよかった!!」って思ってもらえるようになりたいですね。いずれは養護教諭とか教育面にも関わっていきたいと思っているんですが、まずは看護師のプロになりたいと思います。

▼前職は卒後数か月で離職したNさん。ほうせんか病院で自分らしいキャリアデザインに挑戦!

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最後に、看護学生へのメッセージをお願いします!

Mさん:学生のときって、いろんなこと聞くのも恥ずかしくないですし、それが当たり前だと思うので、そういうところを大事にしてほしいと思います。最初に自分が看護師になろうと思った気持ちを大事にしてください。

Kさん:ここは学べる機会をたくさん与えてくれます。例えば興味がなかったことに関しても勉強する機会を与えてもらって興味が出てきたりすることも多いので、すごく勉強になる病院だと思います。

Nさん:国家試験の勉強と実習の両立は大変だとは思うのですが、学生のときの方が働き始めてよりも余裕があると思うので、学生のときにしかできないことをしておいた方が良いと思います。

Sさん:学生さんには、この病院はみんながウェルカムだよっていうことをアピールしたいと思います。学生さんは患者さんとか初めてのことが多くて、緊張もすると思いますので、まずは自分の体調を整えてから臨むことが大事かなと思いますね。

MTさん:私たちが学生の頃とは大きく違って今は難しいと思うんですよね、卒業してからもずっと勉強しないといけないし、大変だと思います。でも普通の職業とは違うのでね、危険も伴うし。看護師はとても素晴らしい職業だと思うのでね、途中で諦めないで頑張ってほしいなと思いますね。

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看護学生レポーター:遠藤友子の感想

実習で看護師さんと関わるくらいしか機会がなくて、今回お話できてすごく良かったです。こちらの病院はインタビューさせていただくということで初めて知ってHPを見させていただいたんですけれども、すごくきれいで、お話を聞いていてもみんなが働きやすいようにしていらっしゃることがすごくわかりました。私は、今は救急と災害医療をやりたいと思っているんですが、実習していくなかで患者さんの望む最期を迎えられるようにすることの大切さを学んだし、今日お話を聞いてさらに慢性期や緩和ケアも良いな!と思いました。本日は本当にありがとうございました。

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